世の中5Gと騒がれているが、そもそも5Gとは何?

ニュース考察

昨今、ファーウエイの孟晩舟がカナダで拘束されてから、報道では5Gというワードがクローズアップされています。

すでに5Gについてよく知っている方は、そうだよな、と納得されていると思いますが、そうでない方は4Gから5Gに変わって、通信速度が速くなるくらいの認識しかお持ちではないのではないでしょうか?

この第五世代通信である5Gは、世の中を抜本的に変える力を持っています。

産業革命、情報化革命に次ぐ、革命的なことなのです。

そこで今回は、いまさら聞けないということで、簡単に5Gについて語っていこうと思います。

5Gとは何か

5Gとは、「社会インフラとしてのモバイルネットワーク化」をするための通信技術です。

これだけだと何だかわからないですよね。

わかりやすく言うと、5Gによって
1.超高速通信が可能に
2.高密度大容量の伝達手段が可能に
3.低遅延高信頼化
4.低コストで省電力化
以上の4点が可能になることを意味しています。


具体的に言うと、
1.4K、8K放送の開始
2.車の自動運転化
3.物がネットに繋がる(IoT化)

高密度大容量の伝達手段と高速通信が可能になることによって、容量の重い4Kや8Kの放送が可能になります。

つまりよりきれいな画像、よりリアルな画像もしくは、3D動画配信が可能になることを意味しています。

車の自動運転するためには、大容量の通信回線でのやり取りが必要になってきます。今のところは、車のハード面におけるプログラムで実行しておりますが、5Gが普及することによって、つまり低遅延がなくなることによって、サーバー側で1台1台の車を自動運転という形でコントロールすることが可能になってきます。

目標値では遅延は1秒の1/1000までに改善されるため、医療においては、手術の遠隔操作も可能になります。

5G以降の世界はどうなるのだろう

落合陽一氏によれば、まず空間が変わるそうです。

テレビ会議を想像してみて下さい。現在は2次元画面でスカイプ会議ということをしているかと思いますが、2次元から3次元へこれが変わる。

つまり、フォログラムの技術により、よりリアルにまるでその場に居るような会議システムに変わるだろうと予想しています。

そう、ちょうどアニメ「サイコパス」に出てきたフォログラム技術みたいに。

スマホも必要なくなる。

スマホはそもそも2次元データを扱う機器であり、3次元データを扱うとなるとVRみたいなものに変わる。

VR自体が今現在、不格好で重たいイメージがある。

しかし、VR自体が、メガネのように、より軽く、しかも格好良くなるだろうと予測している。

3次元データを扱うことになれば、距離というものが存在しなくなる。

遠隔であっても、そこに自分のデータ(自分のコピー体)を存在させることが可能になるからだ。もちろん遠隔で操作させようと思えば、することも可能だ。

ホリエモンと落合陽一氏の対談動画があるので、見てみると参考になるだろう。

https://youtu.be/4CyuZ5Jr34Y
https://youtu.be/K3ehXhywOeE
https://youtu.be/wykmE-uquc4

さて、2020年以降のビジネスはどう変わるか?想像してみると面白い。
一度頭の体操として紙に書きだして考えてみよう。

モノづくりの考え方も変わるし、そもそもセールス方法だって変わる。

教育方法だって変わる。嫌な教師は必要なくなるし、関わる必要もない。

人の移動、人との出会い、また環境と人間の付き合い方、価値観。

個の時代が、ますます増大されそうだ。



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