あることがきっかけで大量に情報をインプットできないかなあと
10数年前から頭を悩ませていた。
youtubeとは大したもので、速読と検索するとあらゆる方法論が出てくる。
その中で自分の中で腑に落ちたことを実践してみたら、1冊10分くらいで読むことができた。
これには、自分自身も感激。
ただこれを行うには、大前提がひとつある。
言葉の定義が、しっかり頭の中に入っていないと無理だということ。
例えて話をした方がよさそうだ。
普通1度でも読んだことがある本は2回目を読むと、1回目よりも早く読めるはずだ。
なぜなら、その本に書いてあることが、一度身になっているから。
難解な本であっても、そこに書かれている概念を一度でも理解したことがあるならば早く読める。
逆を考えると、そうでなければ読むのが遅くなる。
繰り返しになるが、なぜ本を読むのが遅くなるのかというと、はじめて見る言葉の概念、定義が自分の頭にしっくりきていないから、その概念を頭にしみこませるために、時間がかかるということだ。
では、すでに言葉の概念がある程度あるのであれば、どんどん早く読める。
すなわち、目次や小題を見るだけで、書いてある内容が自分の中で勝手に組み立てられて理解できてしまうということ。
そのような考えから圧倒的な知識量がなければ、速読はできないという結論になる。
本を普段から読む人は、だんだん読むのが早くなるという理由はそこだ。
とは言え、速読といえども、今まで読んだことがない内容を読むとなると、はじめは遅くなる。
でも、これを1度でも経験すれば似たような内容の本を読む場合は、それよりも早くなる。
つまり知識量が増えているから。
ただし、速読には誤解がある。
その誤解とは、1回読んだら理解できてしまうという幻想だ。
速読とはそうではなく、頭に落とし込むために、何度も何度も読み返す必要がある。
一字一句読むのではなく、本に書かれている内容を理解することを目的にしているため、飛ばし読みの感覚に近い。
ただ、短時間に何回も読み直すため、脳が勝手に理解するのだ。
これが極意であり、速読そのもの。
どんどんどんどん本を読んでいけば、自ずと知識量は増し、読む速度が速くなっていくであろう。
そう言えば、速読の大家の韓国人の何とかと言った人は、ひたすら本を速読し、1冊の本も何回でも読み返して速読ができるようになったと言う。
結局は知識量が速読を可能にさせるといったところか。
詳しく、速読について知りたい方は下記の本をお勧めする。
宇都出 雅巳著、どんな本でも大量に読める「速読」の本。
これに詳しくやり方等は書いてあるので、やってみたいと思われる方は購入することをおすすめします。
文庫で700円ちょっとで買えるので、一生の技術を習得と考えると安いもんだと思いますよ。
ではでは。
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