サンクコストと言うと、なんだか難しいような言葉ですが、日本語に直すと埋没費用と訳されます。
ウイキペディアによると
” 事業や行為に投下した資金・労力のうち、事業や行為の撤退・縮小・中止をしても戻って来ない資金や労力のこと ”
それで、このサンクコスト、何が問題かと言うと、「もったいない」という観念が続けても利益が得られる見通しがないのに、今までこれだけ費用をかけたから止めるにやめられない状況をもたらすということ。
つまり、新しいプロジェクトに今までこれだけ費用をかけた。
しかし、このプロジェクトを続けても、ペイできる見込みがない。
でも、今まで金も人もこれだけかけてきたんだから、という理由から続けてしまい、さらに費用がかさんでしまう問題。
このGO!か撤退かを判断するのは、経営サイドの問題であり、当事者たちは、できれば続けたいと思う。
そこで大英断が必要になってくるんですね。
ある程度、自分の中でルールを決めておかないと、人情的になり、大損害を被るなんて話は、数々あります。
このサンクコストの考え方は、頭の中に入れておかねばならない概念ですね。
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