アマゾンGOが、無人決済システムを導入で店舗展開という記事は数か月前に読んだ。いよいよ、ロボコップの映画並みにすべての買い物が電子決済化されるのかと驚いたものだ。
だが、日本もすでに開発が進んでおり、ローソン、イオン、JR東日本が名乗りを上げている。
スマホ決済、もしくはスイカ決済。
カメラで客を追跡し、AI技術を用いて商品を選択、それで決済となる。
そんな先端開発を調べてみた。
日本の無人店舗開発
2018年10月2日、JR東日本赤羽駅構内にて無人決済店舗が実証実験のために設置された。動画は10か月前の第一次実証実験店舗。
今回の第二弾は、アマゾンgoに近い形だと思われる。
ローソンの場合は下記の動画で説明している。
無人決済の前の段階は、ヨーカドーやマルエツが導入しているセルフレジ。
今のところは、このセルフレジの方が、わかりやすく現金決済できるのでこの方式が一般的になるのではと考えられる。
こうなってくると、人間の働き場所はと考えてしまう。
これからの働き場所は?
決済機能が無人化されると、当然そこで働いている人間は必要なくなる。
では、どこに人員を配置するのか?
情報収集分析、調理部門、配達、陳列、購買といったところであろうか。
結局のところ、人間らしさが必要となる部門。
さあ、これからは人事評価の面において、数値判断が明確になってしまうでしょう。より効率を求めて。
さて、それでは、旨いはどうなるのか?
売れる商品にいたっても、数値化させるだろうから、たくさん売れた商品が良い商品になる。
すると、旨いという評価は、たくさん売れた商品ということになってしまう。
まあ、それはそれでいいんだが、オリジナル性ということを考えると、画一した商品が各販売店に並べられることになりかねない。
すると、原価をさげるために、化学調味料いっぱいの商品が並び、人間が感じる味も、それにならされて、本物を見分けられないようになってしまうかもしれない。
そもそも、旨い味は各素材が合わせもつものの組み合わせ。
もっともっと旨いを研究し、本物を提供する人間を育てて欲しいものである。
機械化されることは、良いことだが、それに伴い、より人間らしい人材を育ててほしいと思う。
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