秋と言えばお祭りのシーズン。
お祭りと言えば、出店。綿菓子に金魚すくい、焼きそばと。
すべて子供だましみたいなものなんだけどね。でもなんかウキウキするじゃないの。
小学生くらいの子供を連れてくと、目を輝かせて、あれ買って、これ買ってと駄々をこねられる。
でも、買ったところであんまりお財布を傷めないから、ついつい喜ぶ顔を見ると買っちゃうのね。親ばかと言われても仕方がないんだけど・・・
そう言えば、最近テキヤのあんちゃん、外国人が多くない??
そう思うのは僕だけかなあ?
この間、香取神宮に行ったら、ケバブの屋台があって、チラッと見たらさ、何と!!トルコ人。驚いたなあ!!
だって普段トルコ人なんて見ないよ。シゲシゲと見ちゃった(意外と堀が深くてかっこいい!)
そんでちょっと先を見たら、メキシカンタコス。当然メキシコ人が居た。
その先には、ホットドッグ屋が・・・。
そこにはアメリカ人。
神社に外国人ていうの、ちょっと違和感があるよね。別に下に見ているわけじゃないんだけどね。
じゃ、なんで外国人がテキヤに居るのか?ちょっと調べてみた。
どうして外人のテキヤが神社に居るの?
まず、第一にテキヤの数が暴力団排除条例によって減ったことがあげられる。
昔はテキヤはテキヤの組織があったんだけど、だんだん暴力団とのイザコザが生じ、イジメられたり、脅されたりするもんだから、テキヤの連中も暴力団に加入する連中が現れた。
暴力団排除条例が施行されたおかげで、暴力団とつながりのあるテキヤは屋台を出そうにも、警察の道路許可証や営業許可証が取れなくなり、屋台を出せなくなってしまった。
そのため、屋台を出すテキヤが減ってしまった。
しかし、お祭りはある。
神社内、外の敷地は屋台の場所で、お祭りを盛り上げるためにはある程度、店がなくては困る。
既存のテキヤで全部賄うわけにはいかず、どうしても場所が余ってくる。
そこで地場のヤクザの出番。
地場のヤクザもしくは顔役はテキヤに売り上げの2割を上げるから、そこの空いた場所で屋台をやらせてくれないか?と交渉する。
テキヤの親方は、やってもいいけど、俺らの商売と被るものじゃなければいいよという話になる。
空いた場所でヤクザの口利きで、一般の人に屋台をやらせる。
屋台をやらせるって言ったて、味がマズきゃ客は来ないし、逆に文句がでる。
たこ焼き一つ作るにしてもそれなりの技術がいる。あのフワフワは何十年もたこ焼きを作ったことがなければできない仕事だ。
お好み焼きだってそう。半生のものが出てきた日にゃいただけない。
そこで、外国人に目が行く。
プルコギ、ケバブ、タコスにチチミ、お国の食べ物だったら、その国の人間はいつも普通に作っているから、上手だ。
というわけで、外国人に依頼して屋台をやらせるので、外国人が増えているということになるらしい。
外国人にしてみれば、副収入がそこで手に入るわけだから、喜んでやるわけだ。
ああ、納得。
そんなことが、あるんだなあ。
コメント