世の中論理的に理解できないものが存在するから不思議だ。
「できると思えばできるし、できないと思えばできない」
ある人に昔言われたことばだ。
禅問答のように聞こえてしまうが、これが心理だと言っていた。
経験則に基づいて行うことならば、できるだろうとはすぐに思いつく。
しかし、未知の世界となると話はだいぶ違う。
それでもできると思えばできるのだ。
すぐにはできないかもしれないし、できるかもしれない。
要は心構えの問題。
でも、よくよく考えてみると、人間の能力なんてほとんど差がないと言われる。
では違いは何なのか?
それはチャレンジスピリット。
いやいや思い込みの世界だと思う。
頭のいい人は、間違いを嫌うから経験則に基づいて判断してしまいがちだ。
だけどバカな人は、思い込みが激しいから誰もが考え付かない方法でできてしまう。
それで、どちらが開拓者となれるかを考えると後者になる。
当然、失敗もたくさん経験するだろう。
しかし、失敗はうまくいかなかった方法を見つけただけであって、別の方法を試せば良いということになる。
幸福感を考えるとどうだろう。
いろいろ失敗した人が、昔こんなことがあったと失敗したときの話を楽しそうに話す方が聞いていて楽しい。
本人も楽しいはずだ。それはすなわち人生を楽しんでいることに他ならないのではないだろうか。
単なるバカではしかたがない。
ある程度、障害を想定して計画を立てる必要がある。
手に入れたい目的を決めて、大目標を掲げ、これから起こりうるであろう問題を列挙し、その対策を考え、小目標にして、単純行動に移し、目的遂行のため積み上げていく。
考えるだけで楽しいではないか。
ある説によると、人間の寿命は125歳だそうだ。
そして50歳になってはじめて、やりたいことが見つかるそうだ。
普通50歳というと、定年まで10年。
夢のようなことを言うと、「年寄りの冷や水」なんて言われるが、寿命が125歳だとすると、まだまだ道半ば。
始めるには年齢は関係がない。
小さくまとまってしまう前に冒険をしようじゃないか。
それこそ、この世に生をうけた証だ。
そしてやり尽くして人生を終了するのも悪くない。
後悔の残る人生なんて、まっぴらだ(笑)
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