映画アイランドはとても面白い!!
プライムビデオでアイランドを見た。とても面白かった。
ネタばれするかもしれないので、まだ見てない人は読まない方がいいかもしれません。
2005年のタイムワーナーのSF作品で、主演はユアン・マクレガー、スカーレット・ヨハンソン。
主人公のユアンマクレガー演ずるリンカーンは世界戦争における核の汚染を避けるために
地下の管理された都市空間で生活を虐げられてきた。
安全だけれどもとても退屈な日々を送ってきたのだ。
管理された食事、意味の分からない仕事、男女が接触できない環境と・・
彼らの最大の関心ごとは、汚染がない地上最大の楽園都市「アイランド」に行って
生活すること。
そのアイランドに行くためには、時々行われる抽選会に当選し選ばれなければ行くことができない。
地下都市の住民はみな自由を求めて「アイランド」を夢見るのであった。
リンカーンもその一人。
ある時彼は、奇妙な夢を見る。
それは、自分が地上で生活している夢だ。
その夢が、この物語の伏線になっている。
その夢を見た直後から、今いる地下都市について疑問を持ち始める。
いったい自分の毎日している仕事は何の意味があるのだろう?
食事に至っては、健康を完全に管理されているので、自分の食べたいものも好きに食べることができない。
この都市空間の世界は安全とは言え、希望がない。
こんなところにいてもいいのだろうか?と・・・・。
それで、彼は病気と偽り、地下都市世界の入ってはいけないゾーンを探検し始める。
その時、偶然見てしまった。
抽選会に当たった人々の真の姿を・・・、驚愕の事実を。
抽選会に当たった一人は、臓器を取り出され、殺される。
当選をした代理出産の女性は、子供を摘出されると、その場で殺された。
ここから一刻も早く逃げ出さなくては・・とリンカーンは思う。
時を同じくして、アイランド抽選会が催され、偶然にもリンカーンとヒロインのジョーダンが当選する。
それを機に、二人はこの都市空間からの逃亡を図る。
地下都市空間の管理者たちは、彼らを捕まえようと、追い続ける。
二人が、地上に出たときに驚きを隠せなかった。
なぜなら、今まで教えられてきたこととまったく違う世界がそこにあったからだ。
きれいな空気と青空が広がる世界がそこにあった。
そして事実を知る。
彼らは、臓器や代理母を提供するために育てられたクローン人間だったのだ。
人間とは何なのか?倫理観をこの映画では訴える。
逃亡シーンもそれなりに面白かったが、それよりもこの映画が訴えていること自体が
とても興味深く感じた。
人間対クローン。人間対アンドロイド。
題材はいろいろとあるが、人造人間は、人間であるのかどうかは、今後訪れるであろう大きなテーマなのであろう。
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